美術書出版株式会社 芸艸堂 - 京都情報 京都プレス || 観光・グルメ・地元の人がおすすめ｜観光スポット・観光・グルメ情報など、京都情報や観光のことはおまかせ下さい！

京都寺町御池から寺町丸太町までの、南北700メートルにも満たない「寺町美術通り」にある出版社「芸艸堂」さんの紹介です。
彫、摺から紙漉、製本まで・・・手仕事による鑑賞用木版画を製作され、日本唯一の手摺木版和装本を刊行されている出版社さん。その手摺木版の技術を活用し様々な美術品の創作をされています。

また、京都プレススタッフのおすすめは、店内に並べられた木版から生まれた和雑貨の数々。

一例を挙げると、「「木版和綴じノート」」
表紙の表裏には日本の伝統色を、文様には古典柄「菊文様」を手摺木版で和紙に摺り上げ。製本は京都の和綴職人による１冊１冊手づくりで製本されたまさしく京都の伝統を感じることのできる上質のノートとなっています。文房具・ノート好きの方は必見ですよ！
http://www.hanga.co.jp/shopdetail/011001000002/

実際取材に伺いした際、どのお話もとても印象深かったのですが、特に印象に残ったのが、2015年「琳派」400年と任天堂「スーパーマリオブラザーズ」30周年を記念し、京都の画家山本太郎さんが俵屋宗達の「風神雷神図屏風」をモチーフに描いた「マリオ＆ルイージ図屏風」の話でした。芸艸堂さんは、その完成を記念してこの作品を木版画にて制作されました。
http://unsodo.blog.jp/archives/1038041170.html

こういう伝統文化・技術と人気キャラクターの融合は、見るだけでもわくわくしますし、伝統技術の凄さ、良さを再確認させて貰えます。

木版というものに興味のある方も、初めて聞く方も、一度訪れてみては如何でしょうか？